あと数年で、「健康なダイエットは、運動と食事管理だけだ」と言えなくなりそうです。
「TPH1遮断薬」という、開発中の薬を服用すると、安全にダイエットが可能になるようです。
カナダの研究者が「肥満者の体に多くの末梢セロトニンが存在すること」を突き止めました。
この、「末梢セロトニン」が存在しないマウスに高脂肪のえさを与えても、肥満体にならないことを実験で確認したのです。
つまり、「末梢セロトニン」を抑制することにより、「太りにくくなる」ということです。
末梢セロトニンは「トリプトファン水酸化酵素1(通称:TPH1)」と言われているもので、現在開発中の薬は「TPH1を遮断する薬」というわけです。
専門用語が飛び交って、理解しずらいですが、簡単に言うと、
「脂肪燃焼を遮っている成分を遮断する薬」を開発している。ということです。すなわち、
「この薬を飲めば、勝手にガンガン脂肪燃焼してくれる」ということですね。
現在でも、「特保」のお茶などが発売されていますが、効果はさらに期待できそうです。
開発終了と、日本での早期認可が待ち遠しいですね。