ただ保存するだけではエラーが起こるかも
phpを保存する際には、数点注意が必要です。
文字コードとは
文字コードとは、コンピュータに文字を認識させるためにルール付けをしたもので、いくつかの種類があり、各用途別に設定して保存することが必要になります。
WordPressの文字コード
例えばWordPressでphpなどを扱う場合、文字コードは「UTF-8」を利用します。
さらに、それだけではまだエラーが起こる可能性があります。
BOMとは
BOM(Byte Order Mark)の略で、「このファイルはUTF-8ですよ~」と告知するためのデータ部分です。どこでも告知すれば良い。というわけにいかず、利用するものによって「BOM付き」「BOM無し」を選択する必要があります。
例えばWordPressの場合は、「BOM無し」を選択します。
改行コードとは
改行コードとは、テキストエディタで編集を行う際、「改行キー」を押すと、次の行に開業されるわけですが、その際の信号を「ここで改行が入ります」と記録を残さなくてはなりません。
その際の信号の種類がOSによっていくつか種類が分かれています。
改行コードはには大体以下の3種類があります。
- LF(Unix/Linux標準)
- CR(Macintosh標準)
- CR+LF(Windows標準)
利用しているOSなどにより、使い分けるわけですが、自分がWindowsを使っているからといって、選択するのではなく、最終的に利用する先のOSに合わせるのが基本です。
例えばWordPressで利用する場合、テキストを編集しているのはWindowsでも、
最終的に保存する先はサーバ側ですので、Unix/Linuxに合わせることになり、選択肢は「LF」となるわけです。
拡張子の変更
編集中はテキストファイルやHTMLファイルなどを編集していると思いますが、保存する際は拡張子の変更も必要です。
基本的には拡張子を「.php」にし、保存するようにしましょう。
このいくつかのルールを踏まえたうえで、ファイルを保存していきましょう。