以前、「USBの脆弱性が発見された記事」をお伝えしましたが、今回はその発見結果と同じようなプログラムが世界中に公開されてしまいました!
何が危険って、「プログラムの知識がない人でもマルウェアUSBを作れてしまう」ことです。
公開された危険なプログラムを、だれでもダウンロードが可能になっているので、悪意ある多数の人間が何の準備もなく、プログラムを書かずに、危険なUSBメモリを作って使用できてしまうのです。
これによって、世界中のUSBメモリが「危険かどうか考えてから差し込む」必要が出てきました。
しかも、ウィルスやマルウェアのチェックが出来ないことが問題です。差し込んだ瞬間にプログラムが動いてしまうので、チェックや削除する前に感染するのです。
防ぐ方法は今のところ「危険そうなUSBは差し込まない」だけです。
今回公開したハッカーによると「このコードを公開したことによって、USBに根本的な脆弱性があることを世界中に伝え、対応策を世界中で試みてもらうため」だそうですが。無防備になる多くの一般人はなすすべがありませんね。